オークションのこれから
私がこれからのオークション、特にインターネットを利用したオークションの在り方について考えてみます。オークションサイトのメリットはお互いに顔を合わす必要がないことです。しかし、それが様々な問題に繋がっているのもまた事実です。問題点を掘り下げると、個人が自分の情報を偽ることができることが大きいように思います。オークションを利用するためには、事前の登録が必要です。その中には住所や名前などの個人情報も含まれますが、管理者側はそれを確かめる術がありません。つまり、取引の中で偽りの情報を提供してもそれが真実であるかどうかわからないのです。トラブルが発生した際に、その情報をもとに個人を特定しようとしても不可能となってしまいます。そこで、この問題点を改善すべきであると思います。
具体的には、オークションサイトの管理者が個人を特定できるようなもの、例えば免許証や保険証のコピーを管理者に送り利用者の個人情報と登録情報に不一致がないか確認するというものです。これによりメールアドレスを基本とした登録にくらべ一人が持てるアカウントの数を減らせます。さらに、情報を偽るにしてもリスクが増すので悪徳な利用者を減らすことができると考えます。しかしながら、この方法だと登録にかかる手間とコストが増え、ビジネスモデルとして成立するかは不透明です。
長い目で見れば、この方法を用いて利用者の安心感を高め利用者の数を増やしていけると大いに思います。このほかにも、商品のやり取りを利用者同士が行うのではなく、その間に管理者が入り、確実な取引をサポートする方法が考えられます。お金と商品を取引が確定した時点で管理者が預かり、このときどちらかに不備があった場合取引を不成立として、商品もしくはお金を返還するものです。このように、利用者間のトラブルを極力回避する努力が管理者側にも求められます。現在では、問題点を抱えながらある程度利用者のモラルに任せている部分が多分にあると思います。それを改善した新しいサービスの登場が期待されます。